
ちょっとずつよくしていこう
スーパーの店頭には世界中の食品が並び、
私たちは真夜中にさえ、好きな物を買える豊かな環境に暮らしています。
けれど一方で、日本は先進国の中でもとても貧困率が高いのです。
中でもひとり親家庭高齢者の暮らしが厳しいと言われています。
もし病気やケガをしてしまったら、たちまち窮地に陥る不安定な暮らし。
どんなにか心細いことでしょう。
ひとりひとりが小さい力を寄せ合えば社会はちょっとずつ良くなるはず。
私たちフードバンク調布は、そんな思いの中から生まれた市民団体です。
フードバンク調布の活動
家庭や企業で眠っている食品を集めます
- 事務所・倉庫までご連絡ください。
メール:info@foodbank-chofu.org
TEL:070-4447-3054 (月・木10:00~15:00)
届けていただければ助かりますが、調布市内でしたら取りに伺うこともできます。
- フードドライブ(※)を行います。期日・場所を決めてホームページやFacebook、チラシ等で告知し、食品を集めます。
- いつでも持ってきていただける常設の受付場所(詳細はこちら)を増やします。
福祉団体・福祉施設や食品を必要とする方に、集めた食品を届けます
- 子ども食堂や障がい者施設などに食品を提供することで、地域で繋がる力を高めます。
- 調布市社会福祉協議会と連携して、社会的に弱い立場の方に寄り添います。
講演会やイベントなどを通して社会問題の啓発に取り組みます
- 講演会や地域のイベントを通して、食品廃棄を見つめ直すきっかけづくりをします。また日本における貧困問題への理解を広めます。
(※)フードドライブとは、福祉施設や必要としている方に食品を提供するため、家庭で眠っている食品を集める活動です。
理事長よりひとこと
日頃よりフードバンク調布をご支援いただき有難うございます。
2017年12月に小さな任意団体として発足し、翌4月より調布市社会福祉協議会と連携して実質活動を始め、今期3年目を迎えることができました。
昨年2019年12月には、学校給食が無い長期休み期間にひとり親家庭の多くの世帯が子どもたちの食事に困っているとお聞きし、少しでもお役に立てればと「冬休み★子ども元気プロジェクト」を実施いたしました。
初めての取り組みで反省点もありましたが、喜びの声もたくさんいただき、今後も必要としているご家庭へ夏休み・冬休みの長期休み期間に食料支援を計画しています。
年が明けて2020年、新型コロナウイルス感染への対策が叫ばれる中、3月1日には「春休み臨時子ども元気プロジェクト」を実施いたしました。
続く11,14,21日の3回に渡り調布市子ども食堂ネットワークに協力して「こどもフードパントリー調布」を実施し、突然の休校で困っている子育て家庭へ食品を提供いたしました。
未知なるウイルス感染が今後どうなるのか予想が出来ませんが、日々の食事にお困りの方がいる限り、これまで以上に行政との連携を模索し、近隣フードバンクとの連携をより密にしつつ、地域の皆様のご協力のもと、きめ細かい柔軟性のある支援の枠組みを構築して参ります。
早くウイルスの感染が終息することを祈るばかりですが、皆様もどうぞ健康に十分留意してお過ごしください。
今後とも変わらぬご支援ご協力を賜りますよう、どうぞよろしくお願い致します。
理事長 安保久恵
